DETAIL
味覚特徴
深いコクと甘味の豊富さ
インドネシア産独特な味わいはクセになる事間違いなし
スマトラ島北部、ガヨ族の人々が住むタワール湖周辺の高地は、古くからアチェ・マンデリン・コーヒーの産地として知られています。しっかりとしたスパイシーさと濃厚な甘みが特徴のアチェのコーヒーです
が、その中でも秀でた香味を持つコーヒーを生産している地区が近年知られるようになりました。
コーヒーの集散地であるタケンゴンの町の南西、標高1600メーターの高原盆地ウィーランです。
1,900メーターに届く外縁部に囲まれた盆地独特の冷涼な気候と、ウィーランが意味する「赤い川」が流れる深い粘土質の土壌で生産されるコーヒーは、チェリーの成熟期間が長く、その高い糖度の果肉の発酵によりトロピカルフルーツのようなフレーバーを醸し出します。
ウィーランにおいて最も丁寧なコーヒー生産をすることで定評のあるアブドゥラ氏の家族の農園では、害虫駆除からコーヒーの木を守ってくれる野鳥を保護し、さらに鶏を飼育し、その鶏糞を自家製の発酵有機肥料に利用するなど、環境にやさしい生産を心がけています。