ブラジル産ミルキーショコラ「エスピリトサント セミウォッシュド クラシック」

910円(税込)
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DETAIL

味覚特徴

とてもまろやかで非常にバランスの取れた

ブラジルとは思えないミルキーさ

ミルクチョコレートのような味わい


世界最大のコーヒー生産国ブラジル。一般的に地平線まで広がる大平原でのコーヒー生産風景を想像することが多いが、日本の22.5倍もの広大な土地は、 生産の面でその多様性を見せてくれる。
エスピリトサント州の南部の山岳地帯で栽培されるアラビカコーヒーの生産地区もその一つ。ブラジルでは山岳部で採れる コーヒーを平地のものと対比して”山のコーヒー”と呼び、区別して認識される。エスピリトサント産アラビカコーヒーもまさしく”山のコーヒー”である。
その厳しい気候風土はスペシャルティコーヒーを育むのに十分なポテンシャルを有し、近年、世界的にもスペシャルティコーヒーの名産地として知名度を大きく上げている。

過去、エスピリトサント産のアラビカコーヒーには不遇の時代があった。山岳地帯でコーヒーを生産するため、常にコーヒーの乾燥工程において天候(降雨)のリスク があり、ブラジルの伝統的なナチュラルコーヒーでは品質の劣化が避けらず、生産者は低価格での取引を余儀なくされていた。
大きな転機となったのは、2000年代初頭の所謂”コーヒークライシス”の中、転作等により荒れ果てていく山岳地帯を、伝統的なコーヒー生産で復活を志した行政と 民間が一体となって取り組みを始めたことからだった。行政は、各農家に品質改善のためビニールハウスの提供を行った。また、販売の試みとして、当時UCCに対し 品質コンテストの開催を要請。これは2002年に実現、以来、この地の品質をPRする場として今に続く現地の一大イベントに成長した。

一方、コーヒーの加工方法も、加工機械の発展に伴い大きく変わった。降雨を避け乾燥期間を短くする試みとして導入されたセミウォッシュド加工は、ブラジルらしい 甘みのあるコーヒーの特徴を残したまま、品質リスクを抑え込む役割を果たし、エスピリトサント産アラビカと言えばセミウォッシュドコーヒーと認知されるまでに至った。
この様な試みの結果、今では国際品評会"Cup of Excellence"において1位に輝くコーヒーがこの地から生まれており、今後の発展が楽しみなコーヒーである。
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